2020年 06月 01日
やたいや 木屋町三条店 |
木屋町三条の居酒屋「よしみ」・・・
名物居酒屋として名を馳せました。
酒にうるさいオヤジさんが店を仕切り・・・
鱧、ぐじ、聖護院大根、賀茂なす、万願寺とうがらし、海老芋、などなど・・・
京都特有の食材を駆使して、観光客にも人気がありました。
一方、地元民にはおでんやだし巻き卵など定番のメニューが美味しくて、評判の店でした。
ここ最近オヤジさんに元気がなく、そのうち姿を見かけなくなって、若い衆だけで店を切り盛りしていましたが・・・
店主の健康が思わしくなく、とか何とか張り紙があって・・・
休んでいるな、と思っているうちにいつの間にか閉店になっていました。
オヤジさんが心配なのと同時に、あのお店にもう戻れないのかと、すごく残念でした。
それからしばらくしたある日、ふと通りかかったところ・・・
佇まいはそのままでしたが・・・
いつのまにか新しいお店になっていました。
<やたいや 木屋町三条店>です。
感じからしてチェーン展開のお店であることは一目瞭然です。
どうやら京都で7店舗ほどの系列店があるようです。
いつものふたり飲みで訪れました。
やたい風居酒屋のコンセプトにピッタリなのか、もとの外装も内装もほとんど変わらず・・・
明るくなった「よしみ」っていうイメージでした。
ただメニューは「よしみ」とは大きく異なり・・・
京風おばんざいの数々はほとんど姿を消して・・・
若い人向けの一般的な品ぞろえという感じです。
しかし、それぞれの一品はよく出来ていて・・・
それなのに値段がとても安い。
定番のポテサラや・・・
マグロのブツなど・・・
このレベルでこの味?この値段?と思わされ、ちょっとビックリでした。
で、特にこのお店の名物らしいのが、串カツ。
カウンターにソースの器とキャベツがスタンバイしていたのは、このためか?・・・
大阪風なんだけど、そこは京都風を巧みにアレンジして・・・
美味しかった。
このお店の看板!という力の入れようと自信がヒシヒシと伝わって来ました。
また、ふたり飲みでフラッと訪れてみたいお店になっていました。
by anculu
| 2020-06-01 17:55
| 食べある記
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