2019年 03月 10日
はたらく体験報告会 ~ 小さな働く場のつくり方 |
<居場所づくり ねこの手>の実践研修として・・・
関係するメンバー全員で講習に参加しました。
<はたらく体験報告会 ~ 小さな働く場のつくり方>・・・
働くのに少し距離のある人々…
障がいがあったり、病気を抱えていたり、あるいはシングルペアレントだったり、何かで働きづらかったり・・・
そうして社会との接点を見失ってしまった人たち。
俗にいえば「ひきこもり」に陥った人たち。
一方、企業は未曾有の人手不足に直面し、危機的な状況にあります。
そうしたアンバランスを何とか克服しようと、ひきこもっている人たちの条件に合わせ、まずは働く試みの実践を進めておられる取り組みを勉強する会でした。
<ねこの手>の活動も2年目に入って、それなりの評価を得てはいますが・・・
引きこもっている人たちが集える場にはなったようだけれど、ただ居心地がよくてそこに居続けるのなら、それは引きこもっていた状況と実は何も変わらないのではないか?という自問が、我々の中に常にあります。
何とか次のステップに進められないか?・・・
社会との接点と云うなら、そこは就労が基本。
かといって、対象の人たちをすぐにハローワークに行かせて就労を促すなんて、それはとても無茶な話です。
その緩衝となるステップが必要になります。
<ねこの手>としては、ひきこもり状態からは何とか引っ張り出せたけど、さてその次をどうするか?・・・
次につなげるステップが今のところどこにも見当たらない現状です。
ただ、利用者のメンバーさんの中には、もう次のステップに進むべきと思われる人たちが一定数あるのもまた事実。
であるなら、次の手段を考え、可能ならそれを準備しなければならないと、我々は議論しています。
そうした一環の研修参加でした。
折しも国の働き方改革とやらで、市や社協に次年度からの下達が届く気配もあり・・・
そのあたりもにらみながら、さらに議論を深めることになりそうです。
by anculu
| 2019-03-10 09:53
| ボランティア
|
Comments(0)