2018年 11月 17日
どぅるわかしー |
ブラジル人の知り合いからキャッサバをいただきました。
ところで、キャッサバって何なん?
調べてみると、どうやら中国料理のデザートでおなじみの「タピオカ」の主原料らしい。
イモの一種のようです。
とりあえず茹でました。
確かにイモ感バッチリです。
でも調理法が今ひとつ分からない。
で、思いついたのが沖縄のハレ料理<どぅるわかしー>・・・
本来はタームー(田芋)を使うらしいのですが、まぁ同じイモやしエエか?ってことで・・・
茹でたキャッサバを軽くつぶして・・・
にんじん、しめじを細かく切って炒め、塩、砂糖で味つけ・・・
そこへキャッサバを混ぜ合わせ、色取りにむき枝豆をからめたら出来あがり。
わりあい簡単です。
現地では、豚からとったスープでタームーを煮つめるやり方がどうやら主流らしい。
それがまるで泥がグツグツするようすに似ていて・・・
どぅるわかしー(泥沸かし)と呼ばれるようになったとか・・・
今回はそのスープで煮る工程を抜きにした分、サッパリと仕上がりました。
派手ではないけど、しみじみとした味わいです。
本来のものではない素材でもみごとにそれらしく同化させてしまう・・・
郷土料理のフトコロの深さを感じました。
by anculu
| 2018-11-17 22:41
| クッキング
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