2018年 10月 10日
災害ボランティア情報交換会 |
またまた社協から、先日の高槻の報告をして欲しいとお呼びが掛かり・・・
参加して来ました「災害ボランティア情報交換会」・・・
災害ボランティアとして活動した経験のある方、してはいないけど興味のある方、それらを支援する活動を続けておられる方、地域の防災を進めている方々などなど・・・
さまざまな取り組みに携わっておられる方々が参加され、そのお話を伺って来ました。
会社が全面的にバックアップということで倉敷に入った若いグループのみなさん。
炎天下の土砂かき出しのようすを・・・
あまりの暑さで防塵マスクに汗が溜まり一瞬溺れるかと思いました、なんて・・・
笑い話では済まされない切実な体験談。
単独でボランティアに入られた方々は口々に、その取っ掛かりをどう始めたらいいのか?・・・
とても分かりにくかったと訴えられて・・・
確かに普通に考えて、参加したくてもどうしたらいいのか分らないのが現状。
その他、支援物資などの扱いも窓口が分かりにくい。
例えば、役所に尋ねても、社協に尋ねても、即座に情報が得られる態勢が必要という声が多かった。
役所の縦割りではない対応が特に求められるということでしょう。
役所OBが多く活動しておられる地域防災の関係者の方々も、自らの反省を踏まえながらいろいろな意見を発信されていました。
今この地でもし災害が発生すれば、その時は社協を中心に「災害ボランティアセンター」が立ち上げられます。
そして、ボランティアの人々、支援物資など、どう受け留めるのかというノウハウが必要になります。
何となく気づきました。
他の地域での災害ボランティア体験を共有するという趣旨のこの会ですが・・・
本当の狙いは、非常時の際のノウハウを今から幅広く集め、浸透させ、もしこの地で何かあればそれを結集することだと・・・
この町でボランティアと云えば、退職した高齢者のネットワークが大きな位置を占めていますが・・・
どうやらそこでもレクレーションの姿を借りながら、巧みにそのシュミレーションが繰り返されていたのだと理解しました。
社協においても単純なボランティア活動に関する事業には予算がつかず、災害対策に関する事案が予算を得やすい状況と漏れ聞きました。
ここのところの度重なる想定外の災害状況に、それに対応すべき機関の皆さんには危機感が充満しているのだと実感します。
by anculu
| 2018-10-10 17:53
| ボランティア
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