2018年 01月 14日
スターウオーズ・最後のジェダイ ~ どこへ向かうの? |
<スター・ウォーズ>シリーズの新たな3部作の第2章。
伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーをついに探し出し、ライトセーバーを差し出したレイ・・・
しかしそこで驚くような真実を知ることに・・・
なぜハン・ソロとレジスタンスのリーダー・レイアの血を引く息子カイロ・レンが、ダース・ベイダー(悪の側面)を受け継ごうとするのか?・・・
そして、レイアたちレジスタンスたちが切り拓こうとする新たなるミッションとは?・・・
何といっても、中間3部作はそれまでのスペース・オペラと一線を画す革新的な作品でした。
個人的には、アメリカンニューシネマのメッセージ性を駆逐してしまった点がずっと不満だったのですが・・・
しかしまぁ、そこを差し引いてもエンターテインメントの新しい可能性をそれなりに示した作品群と評価できると思います。
そしてジョージ・ルーカスが主導した前史3部作。
画期的に進歩したSFX技術を駆使し、中間3部作に迫る革新性を発揮したかな?・・・
振り返ればそれなりに評価できる面白さではありました。
しかし前作でも指摘しましたが・・・
ディズニー・プロが製作を担当するようになってからの、この後史3部作はどうにもいただけません。
革新性のかけらもなく、そこいらにころがってるあまたのSF冒険モノとどこが違うの?という感じです。
どこをとっても面白くなかったし、中間・前史3部作に感じたワクワク感など望むべくもなく・・・
前作は第4作を・・・
そして今作は第5作をなぞってるだけにしかないように見えました。
技術的にはこれまでの6部作とは較べようのない進化を得ています。
でも、作品の核となるべき基本的なポリシーに欠けるのが、最大の弱点だと感じます。
次回作がいよいよこのシリーズの最終作になるはずです。
そこをどれだけ埋め合わせて大団円とするのか?・・・
先細りのまま終わることのないよう祈りつつ・・・
楽しみに待ちたいとは思うけれど・・・
by anculu
| 2018-01-14 09:55
| シネマハウス
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