2017年 08月 26日
アンクルコルトレーンライブ |
ジャズバーという初めてのステージ。
いろいろ面食らうことばかりだったけど、何とかパフォーマンス出来ました。
開店直後のオープニングは、HMJでもいっしょだった The Folk Vagrants 。
キングストントリオやブラザースフォーなどのなつかしいフォークナンバーで・・・
同窓の皆さんが大半を占めてくれた客席を沸かせます。
そして、ワタクシめアンクルのパフォーマンス。
おおよそ1時間、演らせていただきました。
ジャズバーのコンセプトを出来るだけ外さないように、ブルースではじめブルースで終わる構成にしました。
しかし、やはり「酒游館」などとは勝手がちがい、最後まで違和感を修正できずに終わってしまった感じです。
ジャズライブの場合は、どうしてもお約束のスタンダードを如何に聴かせるかがポイントで・・・
自分のメッセージを届けようとするようなオリジナル曲が受け入れられる場ではないと感じました。
今まで演奏して来たどことも違う感覚が拭いきれませんでした。
ジャズバーで勝負するには群を抜いた演奏力が求められます。
アンクルのように、ただオリジナル曲を引っさげただけのライブではムリ・・・
というのが正直な結論。
ただラストの、同窓のWクンのドラムとのセッションは盛り上がったし、大成功。
それなりに準備もしたし、まずはそれだけでもよかったかな?と・・・
それもこれも結局は同窓の皆さんのおかげですけど。
地元では30年近くも自分のライブを定着させて来られたし、これからは他のところでもと考えたりしていました。
とりあえず出来れば、もともとのホームである京都でのライブが永年の願いでもあったけれど・・・
しかし、今回の結果を見る限り、それには黄信号が灯ります。
ここのところ、いつのまにかつい同窓の皆さんに集客を頼っていることが多い。
皆さんの好意に寄りかかって、自分のライブが成り立っていると勘違いしている思い上がりを感じました。
それがなければ、アンクルのメッセージを聴こうなどというモノ好きなヒトは殆どいない、というありのままの事実を認めるべきかと・・・
今一度素直に反省し、ライブすることの意義、演奏技術の再点検、ライブの在り方など、あらゆることを基本から見直すべきことを思い知らされました。
そして、たとえたったひとりでも本当に聴きに来てくれる人のために、という本来のポリシーにもう一度立ち返らねば・・・
それには、とても少ない人数の、とても小さなところから出直すべきだと気づかされました。
ただ、今回ライブの場を与えてくれた「コルトレーン」のマスターには心より感謝です。
とても得るコトの多い他流試合でした・・・
by anculu
| 2017-08-26 09:56
| ライブのこと
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