アート・イン・ナガハマ めぐり |
10月1週目の土日に開催される<アート・イン・ナガハマ>・・・
今年ものぞいて来ました・・・(2013、2014のようすです!)
パフォーマンスもあちこちで・・・
陶芸、木工、アクセサリー、絵、写真など作家ブースが並びます。
手にとって買い求めることも出来ます。
もう街中にアートがあふれ・・・って感じ!
人出もすごい勢いです。
観光地として躍進目覚ましい『長浜』のまちを象徴しているかのよう・・・
でも以前、義弟たちが出店していたころと較べるとずいぶん様変わりしたように感じました。
どうしても売れ線ねらいの商業化に片寄った風に見えるのは穿った見方かしらん?
結局、買いたいなと思わせられるものはひとつもありませんでした。
でもでも、毎年この地に来ればという、地元の逸品は忘れずに買い求めました。
「萬與の生姜糖」や「魚三の鯉の洗いとモロコの南蛮漬け」・・・
ブースの立ち並ぶ通り沿いの『吉川屋』さんでは・・・
昨年手に入らなかった地元のお菓子「がらたて」を・・・
(2015のコチラでもくわしく取り上げています!)
同じ県内なのにアンクルたちの住むところでは見たこともないお菓子です。
世間は広いような狭いような・・・
そしてとても残念なのが、箱ずしの『こめ治』さん・・・
(詳しくはコチラ!)
いつも途中、電話で先に注文しておくのが定番なのだけど、電話がつながらない。
仕方なく直接お店を訪ねたところ、看板もなくなっていて閉店されたようす。
近所の方に尋ねたところ、つい先だってご主人が亡くなりお店を閉められたのことでした。
本場大阪の箱ずしをしのぐ美味しさの名店で、我が家の大のお気に入りだったのに・・・
残念というよりどこか哀しい気持ちが残りました。
以前にも書きましたように、がらたて、山帰来、猿獲り茨、
などといろいろに呼ばれますが、四国で見つけた時には驚きました。
吉川屋も京都の米満からの暖簾分けなので、起源は京菓子だと
思います。
「こめ治」さんも閉店されましたか。寂しいですねえ。
寿司といえば、今ではどこでも江戸風の握り寿司ばかりですが
もともとは箱寿司が本来で、更に遡れば、「鮒ずし」が元祖です。
でも今では、鮒ずしもお値段が高騰してしまって、とても口には
入らなくなってしまいました。
先だって、「魚三」で、鮒ずしの売れない頭の部分だけをまとめて
ワンパック¥250なんてのを見つけて、狂喜して買っちゃいました。
アンクルさん、次の機会にでも探してみてください。
がらたてのようなお菓子は各地にあるようです。
山口出身の方からなつかしいという声もありました。
ただ中身は米粉や餅粉がほとんどで、餡もこし餡が
多いようです・
小麦粉、つぶ餡は長浜独自のような・・・
このあたりの産直売店にも鮒ずしはいっぱい出ています。
数切れで500円なんてのもあってチョッとだけ楽しみたい
ならそれで充分だったりします・・・