2015年 09月 17日
桜輝庵 再び |
5月に訪れた地元の日本料理店 <桜輝庵>・・・
mikuのたっての希望で、今回も母のクリニック受診のあと、3人で再訪しました。
今回は前回より1グレード上のランチコース「『月』をオーダー・・・
3,500円なりです。
まずはお通し・・・
トマト、たこ、枝豆、じゅんさいのジュレぽん酢寄せ・・・
やさしいお酢の味でした。
いつもながら店主のていねいな説明が続きます。
先付・・・
魚のペーストと、ししとうでこしらえた柚子胡椒とを、干して焼いた丁子麩で挟んで、最中のようにいただきます。
パリッとした食感が新鮮です。
椀物・・・
とうもろこしをペーストにして葛で固め焼いたお餅と、牛肉、アサリ、ゴボウ、ズッキーニとを合わせ、お出汁が張ってあります。
とうもろこしの香りのお餅が何とも云えず素晴らしい。
ゴボウなども別に煮て、それぞれに味つけしてありました。
miku 大絶賛の逸品です。
お刺身・・・
かつお、カンパチ、シマアジをぬか醤油で・・・
それぞれのアクセントに塩昆布やたくあんなどがさりげなく添えてあります。
焼き物・・・
ヒラマサでししとうを巻いて焼いたのと、かぼちゃを練り込んだ魚のすり身のカステラを、夏野菜の甘酢煮とともに・・・
かぼちゃのほのかな甘さが生きるカステラが美味しかった。
煮物・・・
おなじみニシンなすですが、身欠きニシンを戻して焼き、なすといっしょにうす味で煮てあります。
オクラの餡が上から・・・
おばんざいのニシンなすのあの甘辛い味を避けて、あっさりと仕上げた感じです。
ご飯は、じゃこ入りの焼きおにぎりに冷や汁を張って出て来ました。
宮崎名物の冷や汁は、店主のお師匠さんがその地の出身とかで、いろいろと思い出のある料理なのだと語ってくれました。
そして、水物・・・
水のような透明感が欲しくてゼラチンではなく秘密の凝固剤で固めました、と店主。
ゼリーとはまたちがった食感でした。
黒蜜ではなく、ほうじ茶を煮つめた蜜が何とも上品な味わいです。
どれもとても手の込んだ料理です。
京都の華やかな和食とは一線を画すオーソドックスな和食を感じさせます。
店主も一徹な感じの職人で、とても料理が好きなんだろうな?と思わされました。
アッと驚かせるようなケレンみとは無縁で地味な料理ですが、どこにもない個性を感じさせます。
四季折々に訪れたいと云うmikuにとても納得・・・
田舎のちっぽけな料理店ですが、たとえ遠方からだとしても、一度味わいに来てみる価値はあるかも知れない・・・
そう思わせるお店です。
mikuのたっての希望で、今回も母のクリニック受診のあと、3人で再訪しました。
今回は前回より1グレード上のランチコース「『月』をオーダー・・・
3,500円なりです。
まずはお通し・・・
トマト、たこ、枝豆、じゅんさいのジュレぽん酢寄せ・・・
やさしいお酢の味でした。
いつもながら店主のていねいな説明が続きます。
先付・・・
魚のペーストと、ししとうでこしらえた柚子胡椒とを、干して焼いた丁子麩で挟んで、最中のようにいただきます。
パリッとした食感が新鮮です。
椀物・・・
とうもろこしをペーストにして葛で固め焼いたお餅と、牛肉、アサリ、ゴボウ、ズッキーニとを合わせ、お出汁が張ってあります。
とうもろこしの香りのお餅が何とも云えず素晴らしい。
ゴボウなども別に煮て、それぞれに味つけしてありました。
miku 大絶賛の逸品です。
お刺身・・・
かつお、カンパチ、シマアジをぬか醤油で・・・
それぞれのアクセントに塩昆布やたくあんなどがさりげなく添えてあります。
焼き物・・・
ヒラマサでししとうを巻いて焼いたのと、かぼちゃを練り込んだ魚のすり身のカステラを、夏野菜の甘酢煮とともに・・・
かぼちゃのほのかな甘さが生きるカステラが美味しかった。
煮物・・・
おなじみニシンなすですが、身欠きニシンを戻して焼き、なすといっしょにうす味で煮てあります。
オクラの餡が上から・・・
おばんざいのニシンなすのあの甘辛い味を避けて、あっさりと仕上げた感じです。
ご飯は、じゃこ入りの焼きおにぎりに冷や汁を張って出て来ました。
宮崎名物の冷や汁は、店主のお師匠さんがその地の出身とかで、いろいろと思い出のある料理なのだと語ってくれました。
そして、水物・・・
水のような透明感が欲しくてゼラチンではなく秘密の凝固剤で固めました、と店主。
ゼリーとはまたちがった食感でした。
黒蜜ではなく、ほうじ茶を煮つめた蜜が何とも上品な味わいです。
どれもとても手の込んだ料理です。
京都の華やかな和食とは一線を画すオーソドックスな和食を感じさせます。
店主も一徹な感じの職人で、とても料理が好きなんだろうな?と思わされました。
アッと驚かせるようなケレンみとは無縁で地味な料理ですが、どこにもない個性を感じさせます。
四季折々に訪れたいと云うmikuにとても納得・・・
田舎のちっぽけな料理店ですが、たとえ遠方からだとしても、一度味わいに来てみる価値はあるかも知れない・・・
そう思わせるお店です。
by anculu
| 2015-09-17 00:14
| 食べある記
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