2013年 05月 18日
塩すき焼き~豚バージョン |
新緑のころ、“鍋”というシーズンでもないのですが・・・
でも、あわただしく過ごした休日の一日など、夕食の準備ももどかしく、“鍋”にでもしとくか?というのも、またよくある話で・・・
冷蔵庫とにらめっこして、この夜は『豚塩鍋』にすることにしました。
またの名を <塩すき焼き~豚バージョン>
冬に「鶏バージョン」を紹介した際、チラッとこの「豚バージョン」にも触れたら、けっこう興味を示された方が多くって、ようやく紹介するチャンスがめぐって来たって感じですね。
材料は豚肉、青梗菜と、そしてもやし・・・
豚肉は、クラブ・ハリエのバームクーヘンで育ったという日野蔵尾ポークが、ここのところ我が家のお気に入りです。
まず、すき焼き鍋に出汁を1cmほどの深さに張り、酒、味醂、塩、こしょうで味つけ。
すき焼きなので、割り下のイメージで、少ししょっぱいかな?と思うぐらいの濃い味つけにします。
にんにくのすりおろしも忘れずに加えます。
そこへ、豚肉、青梗菜、もやしを放り込んで、煮えばなをさっといただきます。
卵の替わりに擂りゴマをたっぷり振りかけて・・・
さっぱりとして、それでいてなかなか深い味わいです。
アンクルより10歳ほど年下で、若くしてこの世を去った友人がいます。
文士を気取り、チョッと破滅型のところがありましたが、文学や音楽への造詣が深く、酒をこよなく愛し、料理にも詳しかった。
その彼が、亡くなる少し前に教えてくれたのがこの『豚塩鍋』・・・
この鍋をかこむといつも、楽しく、それでいてアンクルの人生に大きな足跡を残してくれた、彼との少し季節遅れの青春時代を思い出します。
だから、これは彼の「忘れ形見鍋」でもあるのです。
ふと思い起こせば、その彼が逝ってから、もうかれこれ10年の歳月が過ぎようとしています・・・
でも、あわただしく過ごした休日の一日など、夕食の準備ももどかしく、“鍋”にでもしとくか?というのも、またよくある話で・・・
冷蔵庫とにらめっこして、この夜は『豚塩鍋』にすることにしました。
またの名を <塩すき焼き~豚バージョン>
冬に「鶏バージョン」を紹介した際、チラッとこの「豚バージョン」にも触れたら、けっこう興味を示された方が多くって、ようやく紹介するチャンスがめぐって来たって感じですね。
材料は豚肉、青梗菜と、そしてもやし・・・
豚肉は、クラブ・ハリエのバームクーヘンで育ったという日野蔵尾ポークが、ここのところ我が家のお気に入りです。
まず、すき焼き鍋に出汁を1cmほどの深さに張り、酒、味醂、塩、こしょうで味つけ。
すき焼きなので、割り下のイメージで、少ししょっぱいかな?と思うぐらいの濃い味つけにします。
にんにくのすりおろしも忘れずに加えます。
そこへ、豚肉、青梗菜、もやしを放り込んで、煮えばなをさっといただきます。
卵の替わりに擂りゴマをたっぷり振りかけて・・・
さっぱりとして、それでいてなかなか深い味わいです。
アンクルより10歳ほど年下で、若くしてこの世を去った友人がいます。
文士を気取り、チョッと破滅型のところがありましたが、文学や音楽への造詣が深く、酒をこよなく愛し、料理にも詳しかった。
その彼が、亡くなる少し前に教えてくれたのがこの『豚塩鍋』・・・
この鍋をかこむといつも、楽しく、それでいてアンクルの人生に大きな足跡を残してくれた、彼との少し季節遅れの青春時代を思い出します。
だから、これは彼の「忘れ形見鍋」でもあるのです。
ふと思い起こせば、その彼が逝ってから、もうかれこれ10年の歳月が過ぎようとしています・・・
by anculu
| 2013-05-18 09:06
| クッキング
|
Comments(2)
仕上げはスリゴマですか。手抜きして既成のゴマダレでもいいかも。
あっさり味でお肉と野菜が進みそうです。
後輩で鬼籍に入ったもの。先輩だがその亡くなった年齢を既に自分が
過ぎているもの。いろいろと残された想いが積もっていきます。
人は誰しもこの世を去っていくものですが、さて後の人たちから
”ああ、あの人ね”と・・・・、どう想われるのでしょうか。
あっさり味でお肉と野菜が進みそうです。
後輩で鬼籍に入ったもの。先輩だがその亡くなった年齢を既に自分が
過ぎているもの。いろいろと残された想いが積もっていきます。
人は誰しもこの世を去っていくものですが、さて後の人たちから
”ああ、あの人ね”と・・・・、どう想われるのでしょうか。
0
Commented
by
anculu at 2013-05-19 01:16
酔仙さん
お待たせしました・・・
これも簡単なので、ぜひお試しください
小松菜でもOKですが、やはり青梗菜がいちばんです
人は誰しも去っていくことを、この歳になると実感できますが、逝くもの、送るもの共に若いときには、それなりに辛いものがありました・・・
今となっては、消えればそこですべて終わりと自覚していますが、こんな小さな“鍋”ひとつにも、何かひとりの人間が生きた証しを感じるとき、人が生きることの重さを感じざるを得ないのです・・・
お待たせしました・・・
これも簡単なので、ぜひお試しください
小松菜でもOKですが、やはり青梗菜がいちばんです
人は誰しも去っていくことを、この歳になると実感できますが、逝くもの、送るもの共に若いときには、それなりに辛いものがありました・・・
今となっては、消えればそこですべて終わりと自覚していますが、こんな小さな“鍋”ひとつにも、何かひとりの人間が生きた証しを感じるとき、人が生きることの重さを感じざるを得ないのです・・・