2013年 03月 10日
お砂踏み巡礼 |
“お砂踏み巡礼”なるイベント(?)に参加して来ました。
会場は、長浜(旧浅井)の『近江弧蓬庵』・・・
“お砂踏み巡礼”とは、四国八十八箇所の霊場各札所寺院から集めた“お砂”を、札所寺院のご本尊が描かれた屏風の前に敷きつめ、それを札所と考え、一心に念じながらていねいに踏みしめてお詣りする巡礼のことです。
(赤い毛氈の下に“お砂”が敷きつめられています・・・)
身体が不自由だったり、さまざまな理由で外出が困難な人々や、経済的、時間的に余裕がなく、お詣りしたくても出来ない人々のために準備されたのが、始まりとされています。
また、そのご利益は実際に遍路した場合とほぼ同じだと考えられています。
特に、今年は四国八十八箇所ご開創1200年ということで、札所寺院のお坊さんたちが用具一式を持って「宣伝隊」として全国を巡回されています。
実は、知人の女性が児童福祉の仕事を定年退職したあと、4年ほど「高野山大学」で心理学を教えていました。
このたび、この“お砂踏みPR隊”が北陸から東北へ向かうにあたり、長浜から出発したいとの高野山の意向により、関係者から彼女に協力のお願いがあったようです。
で、彼女の尽力によりここ『近江弧蓬庵』さんが会場となったというワケです。
ついでに、「毎年、比叡山で修行しているようなので、おまえも頭数に入れたろ・・・!」と、呼び出されました。
おかげで、思いがけないご利益にあずかれることに・・・
何より、ご一緒させていただいた彼女の同僚の心理学の先生方から、アンクルが日ごろ仕事で頭を抱えているあれやこれやの問題に、大きなヒントを与えてもらえたのが、ありがたい収穫でした。
それもこれも、比叡山修行のおかげです。
『近江弧蓬庵』は、小堀遠州の菩提寺で、臨済宗大徳寺派のお寺・・・
秋の紅葉が評判のお寺です。
また、山裾を借景にした、そのお庭がひなびた情景でとてもよかった。
何でも、初秋にはこのお庭一面が“伊吹リンドウ”の可憐な花におおわれるとか・・・
それは、さぞかしすばらしい眺めだろうと想像できます。
昨日まで雪が降っていたのに、この日はまるで春を思わせる青空の一日・・・
ご住職も、この時期にこんなおだやかな日はめずらしいと、感心されることしきり・・・
これもきっと、この巡礼のご利益なのでしょうね・・・
会場は、長浜(旧浅井)の『近江弧蓬庵』・・・
“お砂踏み巡礼”とは、四国八十八箇所の霊場各札所寺院から集めた“お砂”を、札所寺院のご本尊が描かれた屏風の前に敷きつめ、それを札所と考え、一心に念じながらていねいに踏みしめてお詣りする巡礼のことです。
(赤い毛氈の下に“お砂”が敷きつめられています・・・)
身体が不自由だったり、さまざまな理由で外出が困難な人々や、経済的、時間的に余裕がなく、お詣りしたくても出来ない人々のために準備されたのが、始まりとされています。
また、そのご利益は実際に遍路した場合とほぼ同じだと考えられています。
特に、今年は四国八十八箇所ご開創1200年ということで、札所寺院のお坊さんたちが用具一式を持って「宣伝隊」として全国を巡回されています。
実は、知人の女性が児童福祉の仕事を定年退職したあと、4年ほど「高野山大学」で心理学を教えていました。
このたび、この“お砂踏みPR隊”が北陸から東北へ向かうにあたり、長浜から出発したいとの高野山の意向により、関係者から彼女に協力のお願いがあったようです。
で、彼女の尽力によりここ『近江弧蓬庵』さんが会場となったというワケです。
ついでに、「毎年、比叡山で修行しているようなので、おまえも頭数に入れたろ・・・!」と、呼び出されました。
おかげで、思いがけないご利益にあずかれることに・・・
何より、ご一緒させていただいた彼女の同僚の心理学の先生方から、アンクルが日ごろ仕事で頭を抱えているあれやこれやの問題に、大きなヒントを与えてもらえたのが、ありがたい収穫でした。
それもこれも、比叡山修行のおかげです。
『近江弧蓬庵』は、小堀遠州の菩提寺で、臨済宗大徳寺派のお寺・・・
秋の紅葉が評判のお寺です。
また、山裾を借景にした、そのお庭がひなびた情景でとてもよかった。
何でも、初秋にはこのお庭一面が“伊吹リンドウ”の可憐な花におおわれるとか・・・
それは、さぞかしすばらしい眺めだろうと想像できます。
昨日まで雪が降っていたのに、この日はまるで春を思わせる青空の一日・・・
ご住職も、この時期にこんなおだやかな日はめずらしいと、感心されることしきり・・・
これもきっと、この巡礼のご利益なのでしょうね・・・
by anculu
| 2013-03-10 09:40
| ほとけさまのこと
|
Comments(2)
懐かしいですねえ、弧蓬庵の名前。
といっても、未見のままに故郷を離れてしまいました。
酔仙は長浜の下駄屋の三代目(になっていたかもしれない)
だったので、「この弧蓬庵のごえんさん(ご住職)には
下駄草履をごひいきにしていただていた」と、両親には
聞かされていました。
次の帰省の折には、ぜひ訪ねてみたいものです。
といっても、未見のままに故郷を離れてしまいました。
酔仙は長浜の下駄屋の三代目(になっていたかもしれない)
だったので、「この弧蓬庵のごえんさん(ご住職)には
下駄草履をごひいきにしていただていた」と、両親には
聞かされていました。
次の帰省の折には、ぜひ訪ねてみたいものです。
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anculu at 2013-03-11 23:17
酔仙さん
ひょっとしたら、今ごろ下駄屋のオヤジさんかも
知れなかったんですね
人生、わからないものです・・・
このお寺のお庭は広くてきれいでしたね
秋の紅葉がとても有名なお寺のようですが、その少し前の
ご住職のお話になった、庭一面の“伊吹リンドウ”をぜひ見て
みたいものだと思いました
ひょっとしたら、今ごろ下駄屋のオヤジさんかも
知れなかったんですね
人生、わからないものです・・・
このお寺のお庭は広くてきれいでしたね
秋の紅葉がとても有名なお寺のようですが、その少し前の
ご住職のお話になった、庭一面の“伊吹リンドウ”をぜひ見て
みたいものだと思いました